なんで塾講師やってるの?
こんにちは、教育しん研です。
私は「教師」ではなく「講師」
つまり基本的に「受験屋」です。
よく、「なんで塾講師やってるんですか?」
と質問されます。
理由1:教えたいから。
学生時代も含めて、塾講師をやってる期間は延べ20年以上になります。
やっぱり、「人に教えること」って面白いです。
小学生・中学生・高校生・時には大学生にも。
「この子成長したなあ」って思うのがたまらなく面白いです。
そして、受験は勝ち負けがはっきり形に出るのも良いと思います。
しかも、仕事や芸能科目に比べて、
勉強は一番努力が報われやすいです。
勉強を通して「勝ち方」を教えるのが面白いのです。
「秀才でもなんでもない普通の子が有名校に受かる」
最高の気分です。
理由2:勉強自体が面白いから。
年齢を重ねると共に、受験勉強の科目についての興味が広がってきます。
私は大学では経営学専攻だったので文系です。
受験科目は英語、文系数学、国語と、倫理・政経、日本史・生物でした。
現役受験生だったときは正直、倫理や世界史、地理、生物に面白みを感じることはありませんでした。
「世界史、カタカナ多すぎ、表記統一しろよ、シーザーとカエサルが同じ人なんでしょ?もういっそ教科書の人名はアルファベットで書けよ、どうせ固有名詞ばっかなんだから(真顔)」
とか、
「倫理、頭おかしいだろ、全然理解できねーわ(笑)、受験科目で必要だから(当時のセンターは、倫理と政治・経済が併せて1科目となっていました)暗記するけど、教科書読んでも理屈わかんねーよ、これ高校生の何割が理解できるの?」
とか思ってました。
国語の古文もそうです。源氏物語とか大嫌いでした(源氏は今も好きではありません、読んでるとイライラします、恋愛もの以外はわりと面白いと感じますが、古文は恋愛ものが多すぎます、少女漫画か!?平家物語とかは週刊少年JAMPっぽい話が多いので好きです^^)。
が、
今は世界史も倫理(哲学と言っても良いかと思います)も面白くてたまりません。
数学・国語(現代文・漢文)・英語・日本史・政治経済は受験生当時から好きな科目ではありましたが、
齢を追うごとにそれぞれの科目に興味が深まり、1日24時間では足りないくらい「勉強したい」と思っています。
私が高校でやらなかった(やれなかった?)数Ⅲと物理と化学、理系講師や理系受験生の子たちとこれらの科目について語るのが楽しくてたまりません。
大人になって、中学・高校の勉強の本当の面白さがわかったのだと感じます。
普通、大人になってから、こういった勉強をすることは難しいですが、
小さな個人塾という職業なら余裕でできる環境です(笑)。
以上「講師やってる理由」でした(笑)
では。