やりっぱなし禁止!
こんにちは、教育しん研です。
今回はやりっぱなし禁止の話です。
やりっぱなしとは
勉強の効率をものすごく悪くする方法の一つです。
どういうことか?
問題集を解いたら、
答えあわせをしますよね?
そしてそこで勉強を終わらせて、
次の問題に行ってしまうことです。
問題をやってみる意味は二つあります。
①問題を解くことに慣れる
②間違った問題を特定する
この二つです。
そして、①はもう目的を果たしているので、
②について、更に重要な判断をしなければならないのです。
例えば、中学3年生の場合、
公立高校入試の過去問をやってみたとします。
答えあわせをして、偏差値を確認します。
そして、次に、
→Ⅰ解けるまで何度も間違った問題を解きなおす。
→Ⅱ不必要であれば、解きなおす事をやめて他の勉強に時間をまわす。
この対処をします。
ほとんどの場合はパターンⅠですが、
講師が判断して、Ⅱの対処をとることもあります。
Ⅱの場合は決して塾生が自分で判断してはいけません。
必ず講師が指示します。
教科書レベルの問題はⅠになるのが殆どですが、
中三の冬などは、Ⅱの対処も必要になってきます。
特に埼玉県の数学などは、全都道府県公立高校入試のなかでも
屈指の難しさを誇りますので、自分の志望校に
”数学満点”が必要でない場合も多々あるからです。
やりっぱなしはこのような大事な判断をできなくする悪い癖なのです。
こんな重要な判断を放棄しますか?
できないですよね?
教育しん研では、
①日付を書きなさい
②×マークをしっかりはっきり書きなさい。
③やり直したマークはしっかりつけなさい。
などと、
最初は口うるさく指導します。
しかし、それがこんなに重要ないみがあるんですよ。
という事を殆どの子供達は納得してくれます。
本日はこのへんで
では