サキモリのきもち。
こんにちは、教育しん研です。
一石二鳥シリーズ補足です。
前回とその前で、大正時代と奈良時代の文学史の話をしました。
そしたら、
あんまり面白くない・・・・
という意見(苦情)が・・・・
そこで、今回はもうちょっと中身をみてみましょう・・・
えーと、
万葉集の
防人の歌ですね。
”父母が 頭掻き撫で 幸くあれて 言ひし言葉ぜ 忘れかねつる”
解説
防人というのは、九州の防御の為に徴兵された人たちのこと。
しかも、関東の人とかでも、九州まで、自腹で旅をして、
そのうえ兵隊までやらされた。
そこで、防人の歌、
両親が旅立つ息子に、
「無事でいろよ、お前に幸あれ」
と頭をなでてくれたのが忘れられない
という内容。
せつない・・・・
で、もっと切ないのが、
”唐衣 裾に取り付き泣く子らを 置きてぞ来ぬや 母なしにして”
という歌、
すそを引っ張って、「パパいかないでー」と泣く子供達を置いてきてしまった・・・
母親もいないのに・・・・・
という内容
いやいや!もうアカンやん!!!
かわいそすぎる!
こんなのが
”防人の歌”By”万葉集”
もうそうぞうするだけで悲しいわ!
という内容なんですね。
では