ニーズに応える②の続き
K「確実にそこそこの有名大学入って、つぶれない就職先に入って、仕事テキトーにこなして、休日はゲーム三昧したくて受験勉強してます!(キリッ)、
なので先生は、確実にニッコマ獨協受かるように指導してください。マジMARCHとか要らないっす(真顔)」
私「お・・・おう。」
私心の声「すげーな・・・・こんなはっきりしたニーズもって人生設計しちゃってるヤツ・・・まあ、ここまで(ある意味)根性決めて勉強に取り組むヤツも珍しい、いい勉強になるわ・・・しゃーない、いっちょやったるか。」
そのご、一応、以下のことを説明しました。
①ニッコマとMARCHでは明らかに就職に差があること
②Kの潜在能力であれば、カリキュラム変えて頑張ればMARCH合格は十分可能であること
③学歴は良ければ良いほど将来の選択肢が広がること
念のため説明しました。
Kくんは真剣に私の話を聞いた後、
K「わかりました、先生、説明ありがとうございます。先生のおっしゃったこと、とてもよくわかりました。
東洋と獨協確実に合格させてください!MARCH絶対受けません!」
私「承知ぃ!!!(もうヤケ)」
その後、受験終了までに何度か繰り返された会話は、
K「せんせー、過去問○○点でした、受かりますか?」
私「うん、大丈夫順調だな」
K「せんせー、過去問も問題集ももう飽きました。勉強辞めていいっすか?」
私「受験までまだ○○ヶ月あるからだめ、力落とさないようにこうしろ」
K「せんせー、発音問題全然当たりません。やんなきゃ受かりませんか?」
私「正直受かるよ、発音以外全部当たってれば・・・不安なら対策するか?」
K「いや、受かるなら要らないっす。ありがとうございます」
うーん・・・清々しいまでの割り切り!、「受験は単なる手段である」を地で行ってます。
そして受験直前・・・・・・・・・・・・・・・
K「せんせー急に心配になってきました。俺、受かりますかね?」
私「いままで俺の要求こなしてきたんだから大丈夫だと思う」
K「でもぶっちゃけどうすか?不安っす」
私「うるせー!、ぶっちゃけ受かるよ!、お前落ちたら俺のメンツつぶれるわ、油断だけしないで過去問アホみたいに繰り返し解け。全くこっから伸びなくても受かるわ!」
結果・・・・・・・・・・・・
受験したとこ全部受かりました・・・・・
だって、コンスタントに過去問8割とか出来てるんですよ
(MARCH受けろや!!)・・・・
受かったあと、本人とご両親で東洋と獨協どっちにいくか討論がありましたが、
K「家の近くの獨協がいいー。電車乗って白山いくのめんどくさいー。ゲーム時間が減るー。」
親御さん「・・・・・引きこもりでゲーム狂いになったら困るので、東洋に行け」
とあいなりまして、現在東京に通っています。
そして、「幸せな生活」の為に、公務員目指して勉強中です。
では。
