一石二鳥シリーズ④鎌倉時代
こんにちは、教育しん研です。
さて、いよいよこのシリーズも4回目、
今回は鎌倉時代です。
本格的な武士の時代ですね、
最初の幕府を開いた源頼朝からの時代です。
じゃ、いってみましょう。
まず、
歌集
①新古今和歌集(しんこきんわかしゅう)
②小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)
どっちも
藤原定家(ふじわらのていか)さんが編纂しました。
みなさんに暗記を強いる百人一首はこの時代にできたのですね。
(私は百首全部は覚えてませんが・・・)
随筆(エッセイのこと)
③方丈記(ほうじょうき)
鴨長明(かものちょうめい)さんが書きました
”行く川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず・・・”
この書き出しは、覚えておいたほうがいいですね。
そして、
④徒然草(つれづれぐさ)
吉田兼好(よしだけんこう)さんがかきました、
ややこしいことに、この人は、
兼好法師(けんこうほうし)とか、
卜部兼好(うらべかねよし)とか
教科書に出てくる名前が3つもある。
しかも最後のいっこは、名前が訓読みになってるし。
そして書き出しの
”つれづれなるままに、日ぐらしすずりにむかひて、こころにうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ”
も、暗記事項。
そして、鎌倉時代にできた文学ジャンルが
軍記物(ぐんきもの)といい、
⑤平家物語(へいけものがたり)
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
という書き出しも暗記
軍記ものとは要するに戦争物語のこと、ここでは、
源氏 VS
平家
の戦いを描いている。
”機動戦士ガンダム”も、
ジオン公国
VS
地球連邦軍
の戦いを描いた軍記物とおもえばいいし、
又は、
”マリンフォード頂上決戦”での
白ひげ海賊団
VS
海軍本部
の戦いが小説になった。
という感じで捕らえればよい。
(ちなみに平家物語も結構面白い)
ようは、様々なドラマがありますね。
ってことです。
さて、鎌倉時代の文学史は
やたら書き出しを暗記しておくものが多いので、頑張って覚えよう。
どの作品も内容はちゃんと勉強すれば面白い。
しかも社会と国語の一石二鳥だし。
では