優先順位と占有率その2
昨日の続きです。
がむしゃらに受験勉強を追った例の続きです。
草加南高校Sさん
瀬崎中真ん中らへん?→草加南高校進学
優先順位1位:勿論受験勉強、2位:受験科目以外の高校卒業のための勉強?
進学先:芝浦工業大学→同大学M1在学中
この子こそ、凄いですね、はっきり言って頭は良くない子でした。要領も悪かったです。
だからこそ、高校1年生から受験勉強開始しました。
「僕みたいな人間が勝てますか?」と真摯に問うてきたあの目を私は忘れません」
もう一度言います、彼は秀才でもなんでもないです。
むしろどんくさい、要領の悪い子です。
話すのも下手です。
しかし、大学入学後も真摯に努力し、現在M1(修士課程1年)にて、もう国策を担う研究所の職員がほぼ内定しています。あたりまえですがエリートコースです。
彼は言います。「受験勉強一本に絞った経験があったから、大学でも研究に没頭できた、周りは進学校出身の同僚ばかり、今の自分が信じられない。」と。
凡人がエリートに勝てるのは「一番努力すること」なのです。
おそらく、彼が所属する研究所のスタッフに、偏差値50程度の高校出身者は他に居ないと思います。
彼の努力に敬意を表します。