勉強する意義その1
こんにちは。教育しん研です。
勉強する意義ですが、毎年子供たちに(特に受験生)説明する、
「私が考える勉強する意義」を書いてみます。
①将来の選択肢を狭めないため
まあ、ありきたりな意義ですね、でも確かにそうです。
医者・官僚・有名企業の会社員・・・
世の中には学力を上げて偏差値の高い大学に行かないとなれない職業がごまんとあります。
②「一般的な努力ができること」を示すため
これが案外見落としがちなのですが、普通に生きていく上で
とてつもなく重要な意義
です。
もしも私が中小企業(日本の企業の大半が中小企業です)を経営していて職人候補や事務職を採用するとしたら、特別な事情(病気や怪我が原因で以下の条件が満たせなかったなど)が無い限り
「全日制の高校受験をして、きちんと高校を卒業したひと」
か、
「夜間高校をきちんと卒業したひと」
を採用します。
当たり前ですが、公立高校は経済的な理由で通えないことはほぼ(ほぼですよ、決して100%とはいいません)ありません。
学力的にもちゃんと偏差値40以下から合格できる高校があります。
全日制なら毎日登校しきることが卒業の大きな要件、
夜間高校に至っては卒業することはかなりの努力を要します。
つまり、
「ちゃんと高校受験を突破すること」や
「ちゃんと高校を卒業したこと」は、
「普通の努力ができる人」、
言い換えれば、
「普通に仕事をして社会人としてやっていける最低レベルを満たしている」
わかりやすい証明になりえるのです。
その2へ続く・・・