勉強する意義その2
昨日の続きです。
勉強する意義についてのお話です。
③自分の適性を探すため
「将来何になりたい?」
大人はよくこの質問を子供にぶつけます。
私の経験則上、
はっきり言ってちゃんと答えが決まっている子供など殆ど居ません!
大人は自分の中学生時代を思い出して下さい。
「将来何になりたいか?」などとどこまで本気で考えていましたか?
ほとんどの中学生の本音は
「そんなのわかるわけないじゃん、考えたこともないよ」
だと思います。
わからないからとりあえず勉強するのです。
中学生は文系・理系にクラス分けされることもないですし、家庭科や体育、音楽などの実技科目も含めて、偏りがない授業を受けます。
高校も圧倒的に普通科が多いので、
途中から文系理系に分かれるとしても、一応全分野(社会・国語・外国語・数学・理科・芸術・体育)が学べます。
なぜか?
子供たちの適正を探るためだと私は思います。
「自分には何が適しているのだろう?」といくら考えてもそうそうわかりません。
だから、とりあえずやってみないことには話にならないわけなんです。
だから嫌いな科目も一生懸命取組んでみるべきです。
ちなみに私自身は美術が苦手でした。かなり一生懸命取組んでみましたが、中学・高校とも成績はぱっとしませんでした。
授業自体は楽しかったのですが、
「うーん、僕に美術の才能は無いらしい」ということは、中高6年間で学びました。
そして
「とりあえずクリエイター的な職業に進むのは得策ではない」とわかった訳です。
対して、好きな科目は数学、政治経済(社会)、家庭科、だということもはっきりわかり、
好きか嫌いかは置いといて、得意な科目は国語・数学・英語・政治経済・音楽・家庭科だということも高校でわかりました。
私の場合中学では科目よりも、担当の先生で好き嫌いが決まっていたようです。
得意科目も英数国と理科・公民・音楽だったので、歴史や地理の暗記科目と、体育が苦手だったようです。
私の場合は高校で自分の適性がわかったのです。
だから、文理選択は文系を選び、大学も経済・経営関係に進みました。
その3へ続く・・・