勉強する意義その3
こんにちは、教育しん研です。
少し間が空いてしまいましたが、勉強する意義の続きです。
④勉強を楽しむ=趣味やレジャーとしての意義
さあ、これは大変な話となります。
というのは、なかなかこの意義が理解されにくいからです。
ただし、この4番目の意義を理解し、あてはまった場合、
>学校の勉強が全く苦ではなくなり、
凄まじいパフォーマンスをあげることが可能となります。
もうおっさんである私が中高生の学習範囲を勉強する理由の3分の1がこれです。
(ちなみにあとの3分の1は「職業上必要だから」というのがあります。)
最後の3分の1は後ほど述べます。
私は文系学部出身(経済・経営系)なのですが、教える仕事を始めたあと、
私が高校で学ばなかった理系数学と物理・化学、
そして世界史を勉強しなければならない沢山の高校生たちと向かい合わなければならなくなったのです。
中学生の頃の彼らにとって「万能」であった私が、私以外の理系講師、世界史講師に授業を任せなければならない状態になったのです。
そしてその先生たちと接している間に、
「理系数学の面白さ」「物理の面白さ」「世界史の面白さ」
に気づいてしまったのです。
それからです。
私の趣味に「理系数学」「高校物理」「世界史」が加わりました。
それから何年か経って、卒塾生に講師として手伝ってもらいながら、彼らに数学や物理を習う状態ができあがりました。
塾の物理の授業に私が受講生として参加しているという、まことに面白い状況が生まれました。
正直「受験勉強の勉強が面白い」です。
物理なら「波」、数学なら「積分」、世界史なら「中国史」
がとても面白いです。
「ニュートンてやっぱ天才だな!」とか、「張騫すげーよな」という会話が実感を伴ってできるのです。
もうおっさんである私が勉強の真の面白さに気づいたのです。
過去に「凄いできる子」を指導したことがありますが、おそらく彼らはこういう楽しさを、若干10代にして知っていたのだと思います。
では。