千葉工業大学合格!2023⑤
千葉工業大学 創造工学部
都市環境工学科 合格!
県立K高校Yさん。おめでとう。
さて、噂の千葉工、はやりの千葉工です。が、千葉工2023は⑤で最後です。
Yさん、最後まで部活やり切りました。しかも平行して一般受験勉強です。部活動実績を使った指定校とか推薦系ではなく、
ガチンコ一般受験を選びました。
そして、Yさんのことを私は尊敬します。
彼はかっこいいです。
実は彼は複数個の合格を貰ったのですが、知名度においては千葉工をはるかに上回る合格大学を蹴って、千葉工のこの学科を進学先に選びました。
彼は「都市環境工学をやりたいです」と、明確な目的を持って進学するからです。
私はいつも思うのですが、実は18かそこらの受験生が将来の目標設定をすることは非常に難しい。
将来なにをしたいかわからないから大学に行くのです。
私自身がそうでしたし、その実、卒塾生のなかでも、
慶応に進学したビリギャルは「将来?おかねもちー」といった漠然さでしたし、今講師で在籍している早稲田社学生のRくんも、「将来?なにしたいかまだわかんないす」と言ってます。
そして文系なら就活に直結するような致命的な専門性は皆無です。別に法学部じゃなくても司法試験に受かるし、商学部じゃなくても会計士試験には受かります。
というか、民間企業に就職するのに文系の学問系統の有利不利などあって無いようなもんです。
強いて言えば、企業分析とか自己分析に有利なのがキャリアデザイン学部かなあ、という程度です。
しかし、理系は違います、医療系なのか工学系なのか農学系なのか理学系なのかでめちゃめちゃ学問内容が変わってきますし、大学院まで進んだ場合は就職先に学問が直結したりします。
だから、18歳で「この学問がやりたい」と言えるYさんはかっこいいんです。
部活を最後までやり切り、不利な状況でも切り刻まれた隙間時間で勉強して、しかも有名な○○大学合格を蹴ってこっちをえらんだのですから。
この選択には非常に価値があると思います。
2023年度大学入試、14勝目、ありがとう。