四面楚歌は項羽と劉邦の話
こんにちは、教育しん研です。
今回は、故事成語と歴史の一石二鳥です。
ただし、歴史8に国語2位の比率です。
万里の長城
というのはきいたことありますか?
最近は中3の英語の教科書にも登場したりします。
The Great Wall (偉大な壁)
という名前で登場します。
このでっかい壁を造ったのは、
秦の始皇帝(しんのしこうてい)
です。
この人は、最初に
皇帝
という呼び方を造った人でもあります。
で、この人が
中国を統一したあと亡くなります。
そしたらすぐに勢力争いに突入しました。
そのときに天下を争ったのが
楚軍の項羽(こうう)と
漢軍の劉邦(りゅうほう)です。
又軍記物ですね。
結局、劉邦が勝って、
秦の後には漢王朝(前漢)ができます。
この物語の中で、
項羽が周り(四面)を漢軍に囲まれる場面があり、
漢軍はわざと楚の歌(楚歌)を歌います。
項羽は、楚の兵が漢軍に降伏したと思って
絶望したというお話です。
はい、まとめます。
四面楚歌
周りを敵や反対者に囲まれ、助けが無い状態
故事の元になった時代
秦の始皇帝 万里の長城(The Great Wall)
→楚漢の戦い
→漢(前漢)の成立(初代は劉邦)
ちなみに、このあと、劉邦(高祖とよばれた)
のはじめた漢帝国は、途中一回つぶれて、
又復活します(後漢として)。
そして、なんと、結局400年くらい漢王朝が続きます。
その漢王朝が、とうとう滅亡する時代を描いたのが
かの有名な、
三国志
なんですね。
それでは今回はこの辺で。
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