大学附属高校の受験勉強②数学は暗記?
高校時代の恩師に数学のU先生がいました。
おそらく教師陣最年長だったと思います。
物静かな白髪の小柄なかたでしたが、その実力は。。。
まあ、凄かったです。
このかたも副校長同様、地元の進学校を定年された後招かれたそうです。
何が凄いかって、私は数学選択の文系だったのですが、
難関大学の入試問題を質問しにいくと、
問題を見た瞬間、ほぼノータイムで解説しはじめるのです!
しかも、ゆっくり筆記しながらですが、途中で止まらないで、流れるような解説とともに手が動き続けるのです。
U先生曰く、
数学は理解するのが重要なのは当たり前ですが、もしも理解できなくても、解法を覚えることが受験勉強ではより重要なのです。
何度も何度も練習して、解き方を覚える、そうすればそのうち理解もついてきます。君たちは高校生、大学受験に勝つために得点する実力がつけばそれで良いのです。
もしも数学に興味が出れば、受かったあと来なさい。3月は暇だから、もっともっと面白い話をしてあげます。
と、静かに微笑みながらおっしゃいました。
質問受ける→ノータイム解説、この凄さは講師ならわかると思います。
しかも教科書とかではなく、難関大学の赤本です。
受験数学は半分暗記、
心に刻み付ける私でした。