志望校への道、英語編
こんにちは、教育しん研です。
英語を大学受験レベルに引き上げるには、
一番近道を通ろうとすると、
①ある程度の単語量を入れる
②文法の基本を身に着ける
③長文に慣れる
とりあえずここから始まります。
ただし。。。
まず、進学校以外の子は①でつまづきます。
まあ、ちょっとしたコツがあるのですが、
大学入試(とりあえずセンター試験レベル)を習得するには、
1冊の半分の暗記量で足ります。
例えば、有名な単語帳に、
ターゲット1900
というのがあります。
まあ、これを使うのであれば、
センター試験8割を獲得するために、
英単語の和訳、スペルを完全に覚えようとする人が続出します。
1冊丸ごとです。
「君の志望校は早稲田ですか?上智ですか?慶応なんですか?」
という話なのです。
早慶レベルを合格したいなら、1冊丸ごと余すことなく暗記する必要があるでしょう。。。
でも、
第一志望はニッコマです、とかMARCHならどこでもいいです
とかなら、話は違います。
受験勉強は「志望校に合格するための勉強」です。
志望校の合格に関係ないスキルまで覚える必要はないのです。
覚えることの程度は志望校によってまちまちですが
例えば、学習院に合格したいならスペルまで完全に書けなくてはなりません、
青学に合格したいなら、イディオムをアホみたいに覚える必要があります。多分ターゲットじゃ足りません
明治・法政に合格したい人は、スペルの完全暗記する時間があったら、英単語を見た時にすぐ頭の中で和訳できる単語の量を増やすべきなのです。聞き取る訓練は必要ですが、スペルの完全暗記や、話せる力など皆無でよろしい。
志望校によって鍛える力は、同じ英語でも異なるのです。
必要な情報は、赤本、つまり過去問に詰まっています。
受験生にとって一番大切な資源はなんでしょう?
多分時間です。
部活、学校の勉強、
これらと両立しながらでは、一番足りないのは受験勉強の時間です。
さらに言うと、暗記の時間です。
「合格に必要なスキルはなんなのか」
これを教えるために私たち講師がいます。
教育しん研では高校生には「完全に受験勉強を教える」か、
「進級のために学校の補習の内容」を教えます。
教育しん研は塾なので、
「高校の語学」や、「教養」を教える場所ではありません。
塾生に教養や語学を教わる時間的余裕があるならやりますし、ホントはそれが面白いのですが、
一番大切な資源、つまり「時間」が足りない子たちにはそんな暇はありません。
目的を「受験勉強」か「進級」に絞ります。
私はよく、合格した塾生に「大学で教養を急いでつけろ!」と言います。
逆に言えば、「教養をつけるのは合格後で良い」ということなのです
確かに早慶東大に合格したいなら、中学生、高校生と、「教養」を身に着ける必要があります。
なぜならこれらの最難関大学の入試に必要だからです。
じゃあ、君の志望校は?
と考えれば、答えは明らかなのです。
限りある「時間」を有効に使いましょう。
では。