文理選択④
昨日の続きです。
②理系選択のデメリット
まず、何と言っても費用が高い。
例えば、
埼玉大学工学部機械工学科は
年間53万5800円、4年間で214万3200円
(プラス入学金28万2000円、4年間総額242万5200円)
※ちなみに国立大学は文系もほぼ同じ額なので、
埼玉大学経済学部も総額250万円弱ということになります。
ですが、
日本大学理工学部機械工学科は
年間142万円、4年間で568万円
(プラス入学金26万円、4年総額594万円)
日本大学経済学部は
年間90万円、4年で360万円
(プラス入学金26万円、4年総額386万円)
です。
北辰偏差値50近辺の普通の高校から国立に進学できる生徒などほぼ皆無ですから、
というよりも、
地域の進学校(北辰偏差値65程度)からでも1学年320人中、
80名程度しか国立には受かりません。
ということは、普通の子はまず私立大学に進学することになります。
国立と私立の費用の差を倍率にすると、
文系1.6倍、理系2.5倍なんですね・・・・
私立理系大学を卒業するのは国立の2.5倍のお金が必要なのです!
その差なんと4年で300万円以上となります(文系は4年で120万円程度の差額)。
更に追い討ちをかけるようですが、
理系就職しようと思うと殆どの場合大学院修士課程まですすむことが必要になります。
大学院まで合わせると6年分の費用が必要になるということになります。
続く・・・
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医学部以外の理系よりお金がかかります。
そして理系と同様、大学院進学も勧められます、しかも博士課程まで。
8年間で3000万くらいかかるのではないでしょうか?
しかも、リターンはほとんど望めない、
理系選択どころの騒ぎではありませんね。
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>国語の先生さん
コメントありがとうございます。盲点でしたが確かにそうですね・・・アメリカでは文系の学士は文学部も法学部も経済学部もひっくるめてbachelor of art でした。芸術を忘れてました。確かに音大に進学した方々はどことなくブルジョワなご家庭が多かったです。