文理選択⑤

理系デメリットのつづきです。

さて、費用が高いという話でしたね、前回は。

もうひとつのデメリットとして、

「努力のほかに、ある程度の才能が必要である。」

ということがあります。

正直、ある程度以上の有名大学に受かろうと思うと、

物理・化学の受験レベルがやっかいです。

受験科目に英語もありますから、文系の素養がゼロではダメです。

あまり皆さん意識しないかもしれないですが、

英語の点数は国語能力に追いついた時点でもう伸びません!

要するに、

「全部訳せるけど訳した文の意味がとれない」

ということがしばしばおこります。

多くの場合、英語の先生は文系学部出身です。

「なんでこんな簡単な日本語が理解できないの?」

という先生と生徒のギャップが生じるのです。

また、確率や数列や物理の問題文は国語力が皆無では出題の意図が捕らえられないことも多々あります。

要約すると、

理系クラスの生徒は

①数学的素養が求められる

②国語力も求められる

③勉強が暗記中心の努力だけでは進まない

という課題があるのです。

※勿論私は文系学部出身ですが理系選択を否定するつもりは全くありません。

むしろ、私は現役時代から数学は好きでしたし、

私立大学の受験科目には社会ではなく文系数学を選択しました。

では、次に文系選択のメリットいってみましょう。

つづく・・・

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