文理選択⑦
こんにちは、教育しん研です。
文系選択メリットの続きです。
文系せんたくメリットその2、
前回、高校での努力量が成績に反映されやすいことは書きました。
つまりは、
頭の良さよりも努力量で有名大学へ受かることができます。
そして受かったあとの話なのですが、
大学を卒業するのが比較的易しい。
というメリットがあります。
もう少し耳心地良い言葉に変えると、
大学生活、自由に使える時間が圧倒的に理系よりも多い
のです。
これは特筆すべきことなのですが、
理系学生は大学での勉強がかなり忙しいです。
多分高校生活とあまり変わらないか、それ以上の時間を勉強にとられます。
対して文系学生は、一部の大学(国際教養大学や明海大学など)や学部(法政のグローバル教養学部など)を除き、
ちゃんと一般入試を突破した学力があれば、適当に授業に出て、適当に試験(勿論一夜漬け)を受けてれば卒論すら書かずに卒業できるところが殆どなのです。
うらを返せば、本当に自由に、役に立つこと、立たないこと問わず、時間を有効活用または浪費することが可能なのです。
例)私自身は4半世紀以上前に、関西の某有名私立大学附属高校から一般受験で東京の某有名私立大学の(良くも悪くも)伝統的な文系学部に進学しましたが、
大学の授業で努力した覚えがあるのはゼミだけ、つまりは卒論のみです。
第二外国語のドイツ語は簡単な自己紹介すら出来ないレベルで単位もらえましたし、
大学受験科目だった英語と基礎数学など、前日の一夜漬けすら無しで優評価もらえました。
大学の講義外の時間を使って勉強した単位は卒論以外皆無です。
体育と語学以外はすべて午後からの履修だったので、午前中に授業を受けに行った記憶も殆ど無く、3年・4年は「笑っていいとも」の放送と同時に起床していました。
平日昼頃起床→授業があれば講義受ける、無ければ遊ぶか簿記や英語の勉強
→夕方から夜にかけてバイト
土日はツーリングに行くか簿記と英語の勉強
4年に至っては大学授業は週1回か2回だったとおもいます。
あまりに暇すぎて、
「これで良いのか」
と不安になり、
バイト
バイクツーリング
大学オーケストラへの参加
などに精を出し
独学で日照簿記1級の取得
TOEIC640点マーク
卒業必須要件ではないが卒論の単位取得
を自主的にやっちゃいました。
ちなみに全く無理なくこれらのことに使う時間は十分ありました。
むしろ入学当初はゆるすぎる生活に不安を覚えました。まあ、すぐなれましたが。
今思えば、高い授業料を払っっていたのだから、もっと色々大学の授業で勉強しとけば良かった、もったいないことをしたなあ、と思います。
※しかも私の母校は優秀な教授が多いことで有名です。東大出身の教授が一番多かったです。まあ、教授たちの学歴はそうそうたるものでした・・・。ちゃんと習っとけば良かった。私のゼミの指導教授も勿論東大経済学部卒でした。「すいません、俺たちアホで」って感じでしたが、誠心誠意指導してくれました。ただ、インテリ臭ははんぱなかったです。見た目も官僚みたいでした。
つづく・・・