最優先に、最低限、ぜったい守って欲しいこと。
勉強の成果を出すため、必ず守るべきことがあります。
高校生には、この問題を抱える子は普通塾には通わないので、
小中学生についてです。
それは、
講師に正確な情報を伝えること。です。
具体的には、「宿題をどの程度こなしたか」です。
また、「次の通塾までに今回の宿題がこなせるかどうか」です。
この情報をウソ偽りなく講師に伝えることができれば、講師はその時点での的確な指示が出せます。
※道徳的な意味で「嘘はいけない」というお話とは違いますのでご注意下さい。ここは塾です。学校ではありません。
☆よくある「講師にウソを言っちゃう」例
私「前回説明したところ、理解できたっていってたところ、あと暗記だけの宿題だしてたね、宿題やれた?」
生徒「やれました。。。」
私「オッケー、じゃあ、チェックテストやってみようか。」
→全然練習不足の所見が出てる。
私「指示した回数練習したら、こんなの軽くできるはずだけど、どうした?前回解き方もしっかり覚えたし、宿題の練習ノート出してごらん?」
生徒「すいません、家に忘れてきました。」
私「オッケー、じゃあ、とりに帰ろうか。念のため言っとくけど、宿題やってないならやってないっていってくれれば良いのだけど。。。」
生徒「すいません、全然練習してません。。。宿題もやってません」
はい、これで時間をかなり無駄にしましたね。。。。
①チェックテスト時間、
②不自然な所見を分析する時間
(子供のウソを見抜くための時間)、
③説諭する時間
「正確に伝えない」だけで、これらの弊害が発生します。
ちなみに講師は宿題こなしたかどうかはすぐわかります。
子供が小手先で騙すことは99%不可能だと思ってください。
☆「正確に伝えることができている」例
その①中1Sくん
S「すいません、宿題終わってません」
私「オッケー、どこまでやれた?」
S「うーん。。。半分くらいです、後半わかんなかったのが多くて諦めました((´;ω;`)」
私「オッケーじゃあ、チェックテストは無しにして、宿題の後半部分の解説からやるから準備して」
まあ、この子は小5から通っているので、
「講師に間違った情報を伝える」
がどんなに時間のムダかを既に理解してます。(小学生の時はムダタイムやってました((笑))
だから受講時間の無駄が発生しません。
その②中2Tくん
来塾直後に
T「すいません、宿題全然やってません」
私「チェックテストの練習も?」
T「はい、全然やってません」
私「どうした?なんかあったか?」
T「すいません。。。怠けました。。
部活の後、ゲームやって寝ちゃいました」
私「チェックテストは次回へジャンプ、2回分纏めてやるから、しっかり練習しとけ、
とりあえず予定より進度が遅れちゃうから、宿題の箇所、問題文と設問と模範解答に目を通せ、
それで模範解答理解できないとこ片っ端から質問、
それ終わったら今日の単元入るぞ、
急げ!じゃあ、始め!」
さあ、どうでしょうか。。。。。この間ものの1分です。
実は宿題の達成度によって、次に何をやらせるかは全く異なります。
場合によっては180度真反対の指示を出すことになります。
だから、
「講師に正確に伝える」が必須
なのです。
それに比べれば、「宿題やること」は次の話なのです。
両足でシッカリ立てない人が歩けますか?
ましてや走れますか?
小中学生の諸君、勇気をもって正確に伝えて下さい。
不正確な宿題申告は、
「立ててもいないのに走れの指示が出る」ことになります。
これがどんなに有害なことかわかって下さい。
では。