最近の塾ではそんなことも教えてくれるんですね。
こんにちは、教育しん研です。
タイトルですが、
「最近の塾ではそんなことも教えてくれるんですね」
これは、つい最近、3者面談で保護者のかたの言葉です。
その日の面談では、
「今志望校合格レベルに対してどのくらいの位置にいるのか」
↑まあ、これは偏差値なりなんなりですぐわかる話です。
「第一志望、第二志望、合格する学校によってこの子の将来がどう変わるのか」
↑これですね。。。。
とりあえず、出身大学別の平均年収の資料をお見せしました。
ニッコマか、マーチかによってこれだけ平均年収に差が出ます。
というお話をしました。
「この子の個性を考えた場合、どういった進路、職業を志向すればよいのか」
↑これにたいしても私が考えるその子の将来についてお話しました。給料だけでは計れない福利厚生の実態についてです。
私がお勧めする職種、企業規模、公務員であればその種類をお伝えしました。
どんな子も、その子の特性を考えればいろいろな未来があるのですが、一つだけどの子にも共通することがあります。
それは、
「将来のビジョンがはっきりとしないのであれば、学歴をつけなさい」
ということです。
正直な話、一部上場をはじめとする大企業・有名企業に就職するには学歴がなければ話になりません。
文系であればなおさらです。
体育会系である。ガツガツものごとに取り組む子
→学歴があれば大企業の営業マンとして活躍できます。
文科系である、体力に自信がない、ゆっくりだが確実にやる子
→学歴があれば大企業の内勤として活躍できます。
はっきり言って、現代では、大企業であればあるほど、有名企業であればあるほど、ホワイト企業の割合が増えます。
実際にブラック企業と言われる会社の割合は大企業よりも中小のほうが圧倒的に多いのです。
就業規則をきちんと守っていない会社の多くは中小です。
産休・育休・有給・福利厚生・そして給料
すべてにおいて大企業が勝っていると言わざるを得ません。
そして大企業に就職するには学歴が必要です。
大企業ほど、労務管理に気を遣っています。社員教育も研修もきちんとやってくれます。
産休も育休も有給もお題目ではなく、社員に「取らせる」余裕があります。
だから必死で受験勉強するんです。
「モーレツ社員としてがっぽり稼げるから大企業」
という時代ではありません。根性論だけでなんとかしようとするのが中小ブラック企業の特性です。
効率化をはかる頭の良さをもった社員がいて、生産性を上げることができるのもやはり大企業です。
そして何度も言いますが、その一員となるには学歴が必要です。
だから今頑張ってほしいのです。
卒塾生たちからいろいろな話を聞きます。
時代は変化してます。
ネット社会でだれもがエントリーできる就活環境です。
有象無象が片っ端から応募してきて困る。。。
だからよりいっそう、学歴フィルターによる階層わけが加速しているのではないかと思えるほどです。
多くの大企業で、A大学なら会社説明会に申し込める、同じ日にB大学の学生がログインすると「説明会満員」の文字が。。。。
「学歴不問?実力主義?」こんな都合の良いことは信じないでください。ただの売り上げ至上主義です。
ワークライフバランスを考えた場合、どうしても大企業・有名企業に軍配があがります。
最近の塾ではそんなことも教えてくれるんですね。。。
さあ、他の塾が3者面談でどういった説明をしているのかは詳しくは知りませんが、私はこういった説明をします。
何のために勉強してるの?という問いかけに真剣に答えようとすると、ここまで調べるのは当然なのではないかと思います。
東洋経済・ダイヤモンド社・政府発行の白書・大学の論文
塾講師であればいくらでも調べられる情報ソースばかりです。
だから私は調べます。少なくともまともに卒論書いたことのある講師であれば簡単に調べられるものばかりです。
悩んだら・・・・必ず相談してください。私は答えを用意します。
では。