歴史小説・伝記の使い方(楽しみながら)勉強できる。1年生・2年生へ。

こんにちは、教育しん研です。

 

自分は小説読むのは好きだが、勉強は嫌い。とか、

 

勉強するよりは小説読む方がマシ。

 

とか、

 

そう思っている小中高校生へ提案です。

 

よく、大人から、

 

「小説読むと国語の勉強になるよ」

 

そういわれることが多いでしょう。

 

確かにその通りなのですが、注意点があります。

 

それは、

 

「小説読むことで国語の点数上げるには、普通に国語を「勉強」する時間の、約10倍の時間がかかる」

 

という点です。

 

簡単に言うと、

 

国語の問題集を真剣に10時間解いて復習する効果

=小説を100時間読んで得られる効果

 

こんな感じです。

 

なので、忙しい受験生には全くお勧めできません。

 

しかし、非受験生の小・中高生には、

 

「楽しんで小説を読むこと」

 

は非常にお勧めです。

 

みんな漫画を読むことはそんなに苦じゃないですよね?

 

小説はそれが活字になっただけです。

 

実例として、

 

私は高校生の時は歴史科目が好きではありませんでした。

 

出来事・年代・人物名の暗記してるだけ。。。。

 

そんな風に感じていました。

 

しかし、なぜか世界史より日本史の成績が良い。

 

その差は、、、、

 

私は「吉川英二司」馬遼太郎や柴田錬三郎や隆慶一郎といった作家の歴史小説が好きでした。

 

きっかけは大河ドラマの「独眼竜正宗」と、ゲームの「信長の野望」

 

だったと思いますが、

 

歴史小説が面白くて、

 

小学生向け伝記、「武田信玄」「上杉謙信」「織田信長」・「豊臣秀吉」「徳川家康」から始まって、

 

国盗り物語、太閤記、城塞、柳生シリーズなどが面白くなって読みました。

 

これで、戦国時代・安土桃山時代・江戸時代初期はほぼ楽しみながら、歴史の流れがつかめるようになったようです。

 

なので試しに、

 

「三国志」に手を付けてみると、見事に中国史に興味が湧きました。

 

三国志は吉川英二ものと、北方健三もの、両方愛読していますが、北方健三のほうには、漫画「ワンピース」にも似たロマンが感じられます。正直非常に面白いです。

 

さて、これでやっと漢帝国末期と、晋初期がカバーできるわけですが、

 

同じように探してみると、世界史に絡む歴史小説、

 

特に中国史に関する小説は沢山あって、しかも有名作家が書いたものも多く、面白いです。

 

世界史Bにおいては、中国史はかなりのボリュームを占めます。

 

私の印象だと、

 

欧州30%、中国30%、イスラム20%、その他20%

 

こんな感じです。

 

乱暴にいってしまえば、欧州と中国とイスラムの歴史を押さえて、それらの関連をつなげてしまえば、世界史はできたも同然です。

 

私はこの方法で歴史を攻略しました。

 

おまけの作用として、

 

私は漫画を読むのも好きですが、

 

結構な量のファンタジー小説が、いや、殆どのファンタジ小説には、世界史に絡むヒントが登場するので、

 

受験が終わったあと、世界史・日本史・地理の知識をもったまま読むと非常に面白いです。

 

張飛・呂布・関羽・・・後漢末時代

キングダム・・始皇帝の秦時代

バハムート・・北欧神話(オーディン・フェルリンなどもそうです、ゲームや漫画でお馴染みの名前ですね^^)

 

さあ、残念ながらこれを読んでる君が受験生なら、読書の楽しみはとっておいてください。

 

しかし、1年・2年なら、

 

ゲームしたりスマホいじったり、テレビみたりする時間を、

 

少しでも歴史小説に充ててみてください。

 

知らないうちに良い効果があるかもしれません。

 

では。

 

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