理系受験生に英語を教えるときのアドバンテージ

こんにちは、教育しん研です。

 

理系の子に英語を教えるときのコツです。

 

標準的な受験生は、やはり文系のほうが理系よりも国語力があります。だから、勢い、理系の子に教えるときにも、文系受験生と同じようにどうしても国語、つまり日本語で教えようとしがちです。

 

そこで少し視点を変えます。

 

当たり前ですが、多くの理系受験生は数学において文系に勝ります。そこで、彼らには「数学」という言語を駆使することが可能です。

 

例えば、

 

A:倉庫にどのくらい燃料がのこってますか?

B:全くないよ

 

という問答があったとします。

 

設問:Bの答えには、①nothingを使うか、それとも②not anyを使うか??

 

正答は②なんですが、これをどう教えるか。。。

 

生徒が理系だった場合、私はこう教えます。

 

A:ノートに整数が何個書いてありますか?

B:全くないよ!

 

本質はこれと同じなんですね。。。実は。

 

①nothingだと、実数、虚数含めてなにも書いてないよ。という意味になります。

 

②not anyだと、整数は書いてないけど、分数、小数、虚数などは書いてあるかもしれないのです。

 

これで大抵の理系の子はわかってくれます。

 

先のもんだいに戻ると、

①倉庫は空っぽである。

②倉庫には燃料は無い(食料や衣類はあるかもしれない)

ということになります。

 

こんな感じで説明してみてください。

他にもたくさん、「数学」がわかる子には純粋文系よりも教えやすい英語単元があります。時制や前置詞などがそうです。

理系受験生は、集合、数直線、xy平面、xyz空間の概念が文系よりも優れています。そこを上手く利用してやると、格段のアドバンテージがとれます。

 

理解度は全く違うと思います。

 

では。

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理系受験生に英語を教えるときのアドバンテージ”へ2件のコメント

  1. 塾長 より:

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    非常に分かりやすい。
    これは良い指導方法だと衝撃を受けました!

  2. 教育しん研 より:

    SECRET: 0
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    >塾長さん
    お褒めにあずかり光栄です^^。複数科目を受験指導できる塾講師が学校教員との差別化をはかれる典型例です。他にも日本史×古文、中国史×漢文、英語×現代文のバージョンも多数あります^^うちの理系受験生に現代文教えるときは英語で説明するとよく伝わる例もあります。面白いですね^^。

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