用の美について・・・センター現代文
こんにちは、教育しん研です。
ここ10年くらいのセンター試験評論のテーマのなかで、
用の美
についての記述が何度か出ています。
だいたい、高校生からの質問が多かった問題は記憶に残りやすいので。
用の美を簡単にいうと、
「実用的なものは(自然と)美しい」
ということです。
私は塾講師ですから、そして中年オヤジでもありますから、体感、経験としてこれを知っています。
ですから塾生に説明するときも自分の経験を話します。
例えば、
堅苦しい服装の代名詞のようになっていますが、
着慣れるとこんなに機能的な衣服はあまりありません。
春夏秋冬ほぼすべての季節において機能的です。
日本のサラリーマンの仕事着であるスーツですが、
胸ポケット・・・ペンを差しておくのに便利です。
内ポケット・・・・長財布の定位置です、ほかには手帳もピッタリ収まるサイズです。
サイドポケット・・・ポケットティッシュの定位置です。
スラックスポケット・・・右は小銭入れや定期入れ
左は携帯電話、キーケースの定位置です。
右お尻ポケット・・・ハンカチの定位置です。
夏場はここ最近のクールビズに乗っかればスラックスとYシャツのみでOK(スーツとは言えないかもしれませんが)、
ただ、私は屋内や電車の冷房対策にカーディガンを持ち歩きます。
その場合はスーツの上着に入れてるアイテムはバッグ行きとなります。
ペンの定位置はYシャツ胸ポケットになりますので、胸ポケットつきの半袖Yシャツを愛用しています。
そして春と秋はホントにスーツのみで手ぶらで外出できます。
冬も、首都圏であれば、コートを羽織るだけで十分です。
このように機能的に進化したスーツは
「自然と美しいスタイル」だとなります。
日本中どこでも、TPOさえまちがえなければ、
「スーツスタイルは見苦しい」
と思う人は少ないはずです。
では。
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いつも拝見しています。
「用の美」については、1991年度の京大で出題された、柳宗悦著「民芸の意味」が非常に参考になります。
この問題を塾生に検討させることによって、より一層理解が深まると思います。
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いつも拝見しています。
「用の美」については、1991年度の京大で出題された、柳宗悦著「民芸の意味」が非常に参考になります。
この問題を塾生に検討させることによって、より一層理解が深まると思います。
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>塾長さん
コメントありがとうございます。
国松塾長が見てくださってると思うと汗顔の至りです。センターで刀の鍔のお話、私立で腕時計のお話があったのですが、京大問題は存じませんでした。見てみます!
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>教育しん研さん
何をおっしゃいますやら。
何とか、松塾を世間に知らしめようと、世間に恥をさらしつつやっております。
あさましい限りですわ(笑)