私が5科目全部頑張る訳

こんにちは、教育しん研です。

私は県立入試の受験指導は5科目全て教鞭をとります。

その理由についてです。

県立高校の学力検査はいうまでも無く5科目です。

検査時間は国数英が50分・理社は40分ですが、全て平等に100点満点です。

教える科目数が多いと、受験戦略が立てやすいのです。

全科目満点近く必要な高校は県立浦和・一女をはじめとしてほんの数校です。

殆どの受験生は、得意科目・不得意科目があります。

部活引退後の夏期講習では全ての科目の実力を伸ばすことが主眼ですが、

秋以降の限られた時間で大切なのは、

合格確実な点数を取らせること

です。

100点満点は要りません。

70点の科目を80点にするよりも、50点の科目を60点にすることのほうが

はるかに簡単です。

つまり、5科目全てに教鞭をとることは、合格に必要な点数をコーディネートすることに役に立つのです。

公立受験生はみんな5科目がんばります。

私立高校・大学受験の経験者は、3科目と5科目の重みがまるで違うことをご存知かと思います。

私は公立受験生と同じ5科目を日々勉強しています。文系科目と理系科目を全て理解し、教えることは大変です。

でも私が5科目頑張ることで、受験生と同じ科目数で一緒に指導することが特別な連帯感を産むと考えています。

私は文系学部出身なので、難関私立高校の数学指導と、大学受験科目の数学と理科は理系講師にゆだねます。

でも県立5科目指導と文系数学はおじいちゃんになるまで自分で教えるつもりです。

なるべく受験生と同じ苦労を共にしたいから。

「しんどいのは君たちだけじゃない、俺も一緒にしんどい勉強するから。受験が終わったら楽しい勉強・面白い勉強しような。」

こう言いたいから。

因みに私が求めたわけではないですが、うちの講師には、「国語のできる理系」「社会のできる理系」、「数学理科のできる文系」が在籍してます。

彼らが塾生のとき、私の方針に共感してくれたのかもしれません。

確かめたわけではないですが、採用試験の時に4科目以上を希望する子が多いです。

勝手にそう考えるとなんか嬉しいです。

「でも専門科目で俺に負けたら承知せんぞ!」

では。

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