続・考えましょう?
こんにちは、教育しん研です。
前回の考えましょう・・・牛丼ファーストフード店醤油事件
→http://ameblo.jp/kyouikushinken/entry-11140970227.html
さて、つづきです。
冷静に話していた客の若い男性Aさん、
流石に、
「ちょっとこの店長さんヤバイのかな・・・・」
という顔になってきました。
私も同感です。
誤って醤油をぶっかけてしまったお客に、
「バイトのユニフォーム着て帰ってください」
というのはあまりにも・・・アレな話ではないでしょうか・・・
ですが、さっきから心底申し訳なさそうな顔で店長さんは謝り続けています。
そして、
A「どーしてくれるんですか?」
店長「申し訳ありません」
の応酬が続きました。
・・・・そして20分後・・・・・・
A「あの・・冷静に考えてくださいね。私はこんな夜中に、もう終電間近の時間なんです。
恐らく電車は新年会帰りの人たちで満員なんです。
その中に牛丼屋のユニフォームで立ってたら、通報されちゃいます。
ホントになんとかしてもらえませんか?」
店長「本当に申し訳ありません・・・・・
バイトのユニフォームしかないんです・・・・・・・・・・」
A「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
店長「あ!、それでは・・・・・・・・・・・・・」
私とその周りの客全員(多分)の心の声
「おっ!なんか思いついたか!?頑張れ店長!」
店長「今、私が着ている私服をお貸しします!」
A「ムリムリムリ!!!!!!!!」
店長「コートもありま・・・」
A「だから何で?なんでそう思うの!」
私とその他大勢(多分)心の声(ツッコミ)
「ちがーう!、マジかー!!!!。一生懸命考えてそれかー(TT)」
だいたい、もし本当に借りられてしまった場合、
この店長さんは、半そでのユニフォームで帰る気なのでしょうか?
もう・・・私の両脇の客はどちらも顔をカウンターに臥せて肩がプルプルしてます。
みんな我慢限界だったのでしょう・・・・・・
その時です。
一人のカウンターのお客(年配男性)が
「プッ!」
と、ふき出し、
続けて爆笑しはじめました。
そして、私も含め妙な一体感が生まれ、
その店はカウンターだけの小さな店舗ですが
小さな店が笑いにつつまれました。
Aさんと店長さんだけが唖然としていましたが、
なんだか妙に和んだ空気が出来ました。
結果、この事件がどう片付いたかというと、
笑い出した男性(企業の部長さん風)が、
「お兄さんも店長さんも、こんな感じで、こうしたらどうかね?」
と提案してくれて、一件落着となりました。
その男性が提案したのは、
店側は、近所のホテルに部屋を用意し、一泊している間にホテルのクリーニングを利用してもらう。
みたいなことでした。
みんなも内心「そうそう・・・・それがいいと思います」
などと思っていたでしょう。
しかし・・・・・・・・・
「自分で考えて、問題を解決する」
という能力が一番大切なんです。
「今与えられた環境と条件で、最善の行動をとる」
そういう能力を子供達に培ってほしいと思いますし、
目標の為に今すべき事は何かを考える力をつけて欲しいのです。
その為に私は指導しています。
子供達の10年後、20年後を考えると、目先の受験勉強を通して学ぶ事は沢山ある筈ですから。
結局、この年配の男性は、その場の雰囲気を察し、問題を解決しました。
勿論彼の人生経験その他がそうする事を可能にした訳です。
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結局、なぜあんな大量の醤油がお客にかかることになったのかは謎のままでしたが、
この店長さんは、人がよさそうだけど、
トラブル対応についてはアレなので、
今後店を利用するときには
覚悟して行こうと思います。
では。
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近くのホテルに泊まってもらう、って考えですね。
私も、パニくって、たぶん帰ってもらう選択をしていたかも(笑)。
落ち着いて考えられる人がいてよかったですね。しかし、そんなしょうゆの後が、クリーニングで消えるのか、そこが主婦の私には不安です(笑)
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>Kyokoさん
コメントありがとうございます^^。
Aさんはダークスーツだったので、コートとスーツは大丈夫でしょうが、Yシャツとネクタイは弁償だと思いますよ。最新のクリーニング技術についてはよくわかりませんが多分・・・。世の中なにが起こるかわかりませんね^^。