部活動の方針②
昨日の続きです。
で、本題に入ります。
埼玉県の某進学校ですが、某部活動では大会にレギュラーとして出場する権利が、なんと
”定期試験の成績順”なのです。
これは昔の話ではなく、今、まさに現在進行形の方針です。
もちろん、その部の大会成績はよくありません。はっきり言って弱いチームです。
が、進学校の目的を履き違えない素晴らしい運営方針だと思います。
きれいごとではなく、高校の部活動の目的に”学校の名前を売る”というのがあります。
実はこの進学校にも”甲子園出場”するくらいの強豪野球部があります。
もちろん、ここの野球部でレギュラーだったというだけで、推薦とれるレベルだと思います。(私の出身高校も、甲子園常連で、吹奏楽部はよく応援に駆り出されていたのでわかります。)そしてこの高校の野球部は当然野球の実力でレギュラーを決めていると思います。
しかし、「推薦取れない」レベルの大部分の部では、ちゃんと
部員が大学受験で不利にならないよう「学業成績順」でレギュラーを決めているのです。
勉強へのモチベーションアップに「課外活動」である部活動を上手く使っていると感じます。
この高校は昔から私のお勧めする学校の一つでもあるので、気になったら個別に訊いてください。詳しくお話しますし、現役部員や、OBの話もします。
では。