6/3土曜日
こんにちは、教育しん研です。
草加は夏日です!
草加市の中学は運動会終わったところが多いですが、
東京都は本日運動会のところも多いです。
熱中症に気を付けて楽しんでほしいものです。
さて、一昨日、昨日と、近い縁者(血縁はありませんが)のお葬式に新幹線飛ばして参列してきたのですが、
まあ、パッと見で普通に仏式ということが見て取れたので、
中間テスト対策で鎌倉仏のところをやってたタイミングもあって
ふと気になり、
「お寺さんの宗派は何ですか?」
とおききしましたところ、
「えーと・・・浄土宗、いや真宗だったかな?・・・」
とのお返事。
まあ、バリバリの管理職サラリーマンのかたなので、あまり宗教を気になさらないのでしょう(結局曹洞宗でした)。
大事なのは
「供養の心」なので、なんでも良いのですが、
「お葬式を単なる儀式」
と捉えずに、
「故人を送る宗教的意味合い」
という目で参列すると、
色々と興味深いものがあります。
我々文系講師は、各宗派、そして各地方、
宗教学や、民俗学の視点で知識を蓄える良い機会でもあります。
まあ、私も相当お世話になったかたのお葬式だったので、
結構豪快に大の男が涙ボロボロこぼして泣いてきましたが・・・。
今回のお葬式は私の実家の宗派(ちなみに真言宗のお寺さんです)でも、
私の地元でもないので、
活字で読んだだけのしきたりや、儀式を体験できました。
曹洞宗の葬儀にここまで密着して参加したのは初めてだったので、
今草加に戻ってきて色々思い出すと、
平安仏教である真言宗と、
鎌倉仏教の禅宗である曹洞宗の
葬儀の違いが興味深いです。
そして教義の共通点も多々あり(当たり前ですが)、
こちらも興味深く感じられます。
中学歴史の教科書、
高校日本史Bの教科書に書いてある用語の、
生きた実際を経験できました。
ウチの生徒たちからの質問にも
活きた体験を語ってあげることもできます。
教科書にも出てくる「正法眼蔵」の抜粋を導師(曹洞宗のお坊さん)が生の声で唱えてくれるわけですから。
まあ、「偏った宗教観」はご法度なので、そこは気を遣いますが・・・。
では。