7/13木曜日ムダなものなど無い、優先順位があるのみ。
こんにちは、教育しん研です。
アッついですねー。
連日草加市は余裕の30度超えが続いています。
センター試験まで正味6か月、
私立高校受験まで正味6か月、
県立高校入試まで正味7か月と2週間です。
この時期優先順位を間違えると大変なことになります。
うちの大学受験生は十分わかってるので割愛しますが、
高校受験生に向けて言います。
「君たちの優先順位は以下の通り」
1位:自分自身や家族の健康
2位:人間としての最低限の道徳観
例1)病気などで触れ合える期間が区切られてる大切な人との交流
例2)健康的にピンチである人への優しさ
3位:受験勉強
例1)あなたが受験に失敗したらどれだけの人が悲しみますか?
例2)あなた自身の高校合格に誰が責任をもって援助してくれますか?
4位以下それ以外全部
何度も言いますし、書きます。
部活動、友達との付き合い、家族旅行など・・・・・
君たちの日々の生活において、
そして中学校や地域の活動において、
「ムダなものなど一切ありません」
いいですか、
「ムダなものなど一切無い」
のです。
そして・・・・
「厳然たる優先順位」だけがあります
今の自分の優先順位を間違えないでください。
大人たちの中には自分の社会的評価のために、優先順位を間違えて子供たちに接する人が山ほどいます。
例えば、例えばですよ、
「一般受験の勉強をしなければいけない子供に、長時間炎天下での激しい運動を強いる」などということは、典型的な
「優先順位を無視した愚かな行動」
であると思います。
熱中症になったら、体調を崩したら、どれだけ沢山の人に迷惑がかかり、優先順位に沿った行動を阻害するか・・・・
この「優先順位を間違えるな」という教訓を私にくれたのは、中学時代の体育のK先生でした。
バレー部の顧問で厳しい指導で有名でした。
彼の夏場の受験生への指導は、
①スポーツ推薦で高校受験する子には、ギリギリまで無理をさせて技術の向上に努める。
②弱点が「根性」にある生徒には、7月中に「根性」をつける指導をする「無理はさせても無茶は絶対させない」
③私のような、体力に自信のない中3生に対しては、「体育」の教育課程を遵守し、決して体調を崩さない指導をする。
よく、言ってました。
「はい、一般受験のやつらはここまで、
俺はお前らが高校行けなかったら悲しい。
行けなかったら絶対後悔する。
就職組とスポーツ推薦組以外はストレッチ、
水分補給忘れるな、
家帰ったら勉強しろ、
優先順位を間違えるなよ。」
今でも彼のセリフが身に沁みます。
なんと聡明で愛情に溢れた指導でしょうか・・・。
「炎天下で運動してみる」なんていう経験も、全くのムダではないでしょう。
しかし、そんな体験は、「2・3日寝込んでも構わない余裕のある時期」にやって下さい。まあ、私なら絶対やりませんが・・・・。
君たちの将来の為に、優先順位を必ず考えて行動してください。
では。