なりたい職業とのギャップその3
Q:料理人になりたいです。
A:あなたの学歴(進学校)と料理人の平均年収がミスマッチです。
ただ、私も食べることが大好きなので、なんとかしたいテーマです。
いきます。
とりあえず、有名大学の経済・経営・商学部に入って、経営学とマーケティングを学んで下さい。中小企業論なども良いでしょう。
次に、普通に調理師になってください。和食・洋食・菓子、いろいろあるでしょうが、平均以上に美味いものが作れるジャンルを自分の才能と相談して選んでください。そして、たゆまぬ努力で、絶対に平均越えの美味いものを作れるようになってください。一人前になるまで絶対あきらめないでください。
ここで辞めると元も子も無いです。
安い給料をなんとかやりくりして貯金は作って下さい。
毎日修行に明け暮れれば、使う暇ないので、5年でそこそこ溜まってるはずです。
最後に、30歳を目途にオーナーシェフになってください。料理の味が平均以上なら、マーケティングと経営学で小さなお店でもちゃんと高収入となります。
特に戦術レベルと戦闘レベルの知識はきちんと勉強してください。腕の良いシェフが経営に失敗することは多いですが、戦闘・戦術をしっかりこなせれば、平均越え程度の味で、オーナーシェフなら、普通に高収入が可能です。
できれば会計学を学んどくと完璧ですが、そこは弥生会計とか、経営が波に乗ったら税理士にお世話になればOKです。
まずは上記のプランを親御さんに解説、説得してください。話はそれからです。
ちなみに、一流シェフになる以外で、料理人が高収入を得ようとした場合は、オーナーシェフしかありません。
そして一流シェフになるには学歴なんぞ関係ない才能が必要です。
努力でなれるもんではないので一流シェフになるのは諦めてください。
では。