部活動の方針①
こんにちは、教育しん研です。
志望校の選び方にかかわる話なんですが、埼玉県の進学校の部活でちょっと良い話を思い出したので書いてみます。
その前に少し私の話を例に引きます。
私は中学では吹奏楽部に所属していたのですが、最終的に県の代表金賞をいただくレベルまでいきました。
全校生徒が300人の公立中学で、なんと吹奏楽部は50人ちょいという最大人数を誇ってました。
そして、練習は毎日ありました。新入部員が課される活動は、最初はなんと”ランニング”。
主な目的は肺活量を上げることだったのですが、まさに運動部並みの厳しさです。
1年生は技術指導時間よりも基礎体力作りの時間のほうが多かったように思います。
また、体育祭には「ドリル演奏」という、残暑の中を、分厚いコスチュームを着て曲を奏でながら校庭を歩き回る演目までありました。
まあ、ほとんど運動部ですね。。。
しかも、入部したての頃はほぼ全員素人、なので、金賞までいった実力は、本当に訓練の賜物だったのです。
で、問題となったのが、「学力の低下」です。
実は私の学年の成績学年上位10名中、常に5名が吹奏楽部所属でした。
内訳は。。。天才1人(3年間常に主席、勉強してる姿を見たことがありません)、頭の良いやつが4人(試験の度に順位は変動、勉強ではライバル同士)。
です。
そしてこの天才くんが、まあ、性格の良いやつで、「自分が頭良い」ことを知ってます。なので何の嫌味もなく、試験前には自分はノーベン、我々4人と、同級生部員他10名の試験勉強を手伝ってくれたので私たち4人は問題なかったのです。が、同級生部員の残り10名と、他学年は。。。。お世辞にも部員の成績はよくありませんでした。
これが、私の所属していた”強い部活”の実体験です。
まとめると。。。金賞とるためには、勉強よりも部活動のほうが優先になってしまった。
という実体験なのです。
明日へ続く。。。。