高2生へ。指定校推薦の困難さとは(一般入試を狙わざるをえない理由)
こんにちは、教育しん研です。
※今日はホクシン偏差値55程度の公立高校の2年生向け記事です。
最近の大学一般入試はここ数年で
劇的に難易度が上がっています。
その中で、今も昔も「出願できればほぼ合格」の指定校推薦は大きな魅力です。
そして。。。指定校推薦の現実を見ましょう。
日東駒専以上へ行きたい人は一度自分の高校の推薦枠の人数を確認してください。
さて、日東駒専以上の大学の推薦枠は何人ですか?
おそらく偏差値55の高校でも10人~20人あれば良いほうだと思います。勿論Fラン大学なら沢山推薦枠はあまってるでしょうが、ニッコマ以上と限定するとこんなもんです。
そして。。。学年の人数は何人いますか?
おそらく300人程度だと思います。
つまり。。。ニッコマ以上の大学の指定校推薦は、「評定平均が上位数%以内の人」しか取れないという現実に気づくはずです。
評定平均とは全科目の学校成績の平均です。主要5科目だけでなく、芸術・体育・家庭科。全ての平均です。
果たしてあなたは全科目の評定平均で上位数%に入れますか?
誰しも得意科目、不得意科目はあると思いますが、
容赦なく「全科目」の平均が上位数%であることが必須条件となります。
そこに入れない人がどうやってニッコマ以上の学歴を手に入れるのか。。。答えは「一般入試」になるはずです。
そして受験勉強に必要な期間は最低1年です。
つまり。。。一般入試に臨むなら、2年の12月~3年の12月までの受験勉強期間が必要であることがわかると思います。
センター試験、2021年度入試からは「大学入試共通テスト」ですが実施は正月明けです。
ニッコマ以上には行きたい。でも指定校は取れない。
そういう人は少なくとも来月から受験勉強に入らなければならない現実をしっかり見つめてください。
※今回ニッコマ以上の定義ですが草加から通学可能な国公立大学と早慶上智、GMARCH、北里、農大、四工大、TDU、日東駒専、成城、成蹊、獨協、国学院としておきます。教員採用数東日本トップ文教の教育も地元枠で加えて良いかと思います。
では。