折り紙つきとは?
こんにちは、教育しん研です。
国語の慣用句、故事成語などは
どうやって勉強すればよいでしょう?
実はこれにも勉強法があります。
とにかく丸覚えすればよい。
というやりかたもありますが、
本当によい方法は、
その語句からイメージできるようになることです。
例えば、
”折り紙つき”
という言葉があります。
浜島書店の国語便覧、慣用句のページには
”折り紙をつける”
→保障すること
とありますが、
これはもともと、日本刀の鑑定から来た言葉です。
名刀には偽物がつきものです。
そこで、長い日本刀の歴史のなかで、
鑑定を専門とする技術集団が現れました。
その鑑定結果としての
保証書を折り紙とよんだのです。
内容は、
「この刀は、名刀正宗にまちがいないですよ」
というような事がかいてあるそうです。
こうやって、慣用句は、
その成り立ちのエピソードから、
物語として知っておくと忘れにくいのですね。
ではまた。