ある卒塾生のお話
こんにちは、教育しん研です。
今日はある卒塾生のお話です。
E君は高校2年のとき、入塾しました。
彼は、地元の公立中学を卒業したあと、
進学校のK高校に入り、
入塾の時は、クラスでビリ争いをしているような状態でした。
正直、大学進学には程遠い状態で、
さてどうしたものか・・・・
というのが正直な気持ちでした。
そして私がまずやったことは、
大学へ行くモチベーションを上げることです。
まずは、大学生の自由さ、
そして大学生活の楽しさを、自分の経験も織り交ぜて語りました。
大学生は日本社会で最も自由な身分の一つである。
→実質何をしようが学費さえ払えば、8年以内に卒業すれば学士である。
大学生は講義を自分で選べる
→殆どの大学で必修科目よりも選択科目のほうが多い
大学生は好きな時間に通学できる
→やろうと思えば、通勤ラッシュ避けるのも楽勝
大学生は喫煙も飲酒も運転も就労もできる
→普通は在学中に成人するから。
大学生は成人しても学生として好きな勉強ができる
→成人≒大人 と考えると、大人でありながら堂々と親のスネをかじる事ができ、しかもそれは非難されることがないという驚くべき状態。
まぁざっとこんな事を言ったと思います。
単に
”就職に有利だから”
とか、
”学歴社会だから”
という言葉では彼の心には響かないと思ったからです。
その結果、一念発起した彼は頑張りました・・・・
不純な動機で![]()
しかし、成績が上がり、
彼は・・・・・・・・
なんと・・・・・・・
”勉強自体が楽しく”
なってきたのです!!!!
最初は数学が
そして次は英語が楽しく・・・
最終的には、
有名私大へ現役合格を果たしました。
さて。
なぜ、私は、彼のことを語るのに、
勉強が楽しくなった
と断定するのでしょう?
勘のいいかたはお分かりになりました?
はい。
彼は現在この塾で講師として活躍しています。
彼が講師になりたいと言ってきたときの一言が
「子供達に、勉強の楽しさを教えてあげたい」
だったのです。
私は彼を塾生の頃から知っています。
そして、彼の変化
クラスのビリからトップへ
勉強の動機は
楽しい大学生活から、学問の楽しさへ
を、間近で見ていました。
彼ほど、
出来るようになる喜び
を、経験・体験としてよくしっている先生はそう多くないと思います。
そして講師としての実力も期待通りといえます。
E君、
私は君のような卒塾生を誇りに思います。
では

SECRET: 0
PASS:
素敵なお話ありがとうございます。これは、勉強に対する意欲を失いがちな長男に使わせていただきます。英語に関しては、英語が出来たらどんなに楽しいか、どんなに得するか、どんなに便利かを事あるごとに息子達に伝え続けた結果、英語の成績だけは2人共良いです。これからは、いかに大学時代が楽しかったかをエピソードてんこ盛りで語っていこうと思います。大切なことを思い出させていただきありがとうございます。
SECRET: 0
PASS:
>沙羅さん
コメントありがとうございます。
私達が経験したことの中で、子供達の為に使える経験は有効に使うことはとても良いことと考えます。是非お話してあげてください。