Sくんのゲームにかける情熱(ニッコマ文系学生、草加高校出身)

こんにちは、教育しん研です。

 

昨日のブログを見た子から、

 

「ゲームやりまくってて草加高校から東洋大学受かった先輩ってどうやったのですか?」と訊かれたので。。。

 

参考までに彼の話をします。でも決してマネしないでください。特殊な例ですから。

 

まず基本データ

①「ゲームしないと禁断症状がでるっす

、不眠、食欲不振、イライラ、マジこの世にPCゲームがなかったら死にます。」

 

もともとお勉強対応の頭は良い、私の見立てでは、普通に受験勉強していたらMARCH合格もできただろうという程度の才能はあった。

 

③将来の夢「不自由なくゲームに打ち込める収入と身分があればOK、やりたい仕事?そんなのなんでもいいっすよ。」

 

④「せんせー、草加で世間的に恥ずかしくない学歴ってなんすか?え、ニッコマ?じゃ、それで。」

 

⑤「せんせー、草加で暮らせて、ゲームに打ち込める職業ってなんすか?あ、ゲーム会社は抜きで、俺、ゲームのユーザーで居たいんで、え、公務員?、じゃ、それで、あ、公務員ってニッコマの学歴でなれるもんなんすか?、あ、試験さえ受かればよいと。。。じゃ、それで。」

 

⑤「せんせー、今の俺が一番受かりやすいニッコマってどこですか?あ、東洋、じゃ、それで。」

 

⑥「せんせー、俺が一番単位取りやすい学部ってなんすか?、あ、経営学部。じゃ、それで。」

 

そして10月ごろ、もう東洋大学A判定をとってくるようになり。。。

 

私「Sさあ、もう東洋は受かるからさ、そろそろ上目指して志望校変えない?MARCH受けろよ」

 

S「え、マジっすか?それ公務員になるのに必要っすか?、あ、そうでもない。。。じゃ、嫌っす。出世とかしたらゲームやる時間減っちゃうんで。。。」

 

こんな感じで、月~土は一日1時間ぴったりのゲームを日課(タイマーかけて、1秒もはみ出ることなし)にし、日曜日は3時間ぴったりゲームに打ち込み、部活もやらず、レジャーもいかず、ゲームと受験勉強のみに打ち込んだ彼でした。。。

 

彼の勝因は明らかです。

 

ⅰ:目的である東洋大学経営学部に必ず受かる学力を確実に身に着けたこと。

ⅱ受験のプロである私の知識をフルに活用し、「餅は餅屋」と言って、私が指示した必要なことは絶対に実行したこと。

ⅲ受験の目的を将来の夢と確りリンクさせ、部活も定期試験も無視、高校卒業の資格と、大学受験に受かるのに必要なことだけを確実にこなして、他をバッサリ切り捨てる精神力があったこと。

周りに一切気を遣わずに、学校での雑用、先生からのプレッシャー、友達との友情、全部バッサリです。

 

これらを普通の子ができるでしょうか?

 

まさに特殊事例だったと言わざるをえません。

 

基本、ゲームしてたら、受験は失敗します。

 

だからマネしないでください。。。

 

では。

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